川上 裕也(かわかみ ゆうや)
セールスライティングの基本①
From:川上 裕也(株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング)
セールスライティングは、マーケティング、いやビジネスをする上でもっとも重要なスキルと言っても過言ではありません。
全米でNo.1とも言われるセールス・ライターであるジョセフ・シュガーマンは
「ライティングのスキルを身に着けていれば、文章の力だけでビジネスを築き上げることができる」と述べています。
Webの広告においてもテキスト主体の広告が重要になっていますが、
実際にライティングが変わるだけで、アクセス数が何倍にも変わってきますし、商品やサービスの売上高も大きく変わってくるのです。
今回は、サイトやWeb広告の運営に活かせる効果的なライティングを実現するためのポイントをまとめてみようと思います。
【最初の文章を読ませる】
セールスライティングで文章を書くうえでの目的とは何でしょうか?
前述のシュガーマンは、優れた書き手になるための最も重要な原則は、読者に最初の文章を読ませることだと述べています。
「まず広告で大切なのは最初の文章を読ませること。
ヘッドライン(タイトル)や写真といった要素はすべて、最初の文章に読者を引き込むものでなければなりません。
では、最初の文章の唯一の目的とは?
の文章を読ませること。
2番目の文章の目的は?
3番目の文章を読ませること。
3番目の文章の目的は?
もうお分かりですね。
次の文章へとあたかも滑り台を滑り落ちるように、最後まで文章を読ませるのです。」
これは「滑り台効果」と呼ばれるセールスライティングの重要な要素です。
読者の好奇心を刺激したり、共感を得たりしながら、読者の興味を持続させ、次から次に文章を読ませることができれば。
最後には読者があなたの望む行動を取っているはずです。
【ヘッドライン(タイトル)が読者の心をとらえる】
ヘッドラインは、最初に読者の目に入るところです。
ヘッドラインが読者の興味を引くものでなければ、読者が文章まで辿り着くことはまずないでしょう。
ですから、ヘッドラインは最も重要と言えます。
しかし、短い文章で一瞬にして読者の興味を引くヘッドラインはどう書けばよいのでしょうか?
効果的なヘッドラインを書く5つのルールをあげてみます。
①読者にメリット、得になるもの、欲しいものが盛り込まれているか?
②新しい情報が入っているか?
③手っ取り早く、簡単に欲しいものが得られる、と伝えているか?
④具体的に書かれているか?
⑤信頼できる、興味を引く内容になっているか?
当たり前のように聞こえる内容かもしれません。
しかし、端的に、そして読者に伝わるヘッドラインにすることはとても難しく練習が必要です。
優秀なセールスライターほど、ヘッドラインに時間をかけて何度も書き直しています。
ある伝説的なセールスライターは車の広告のヘッドラインを104回も書き直したとか・・・
今回はセールスライティングの基本について2つ、ポイントを簡単にまとめてみました。
いかがだったでしょうか。
セールスライティングについては、とても1回で書ききれるものではないので、これから数回に分けてポイントをまとめていきます。
PROFILE
川上 裕也(かわかみ ゆうや)
株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング
コンサルティング部門 医業収入アップ シニアコンサルタント
北九州市立大学卒業後、4つの会計事務所で約20年間、経営者の良きパートナーとして200件以上のクライアントを担当。
3件目の会計事務所で、弊社代表である渥美がGMを務める大型歯科医院の担当者となる。
当初、医業収入2億円規模だった歯科医院を、担当していた3年間で5億円以上に成長させる過程に携わった。
今までに関わった歯科医院からは、マーケティングとマネジメントを駆使して「院長個人とクリニックにお金が残るようになった!」「自信を持って経営判断を下せるようになった!」「業績が一気に回復した!」・・・などの絶大な信頼を獲得。
全国のクリニックから寄せられる経営相談に応え、東奔西走している。
趣味は、バスケットボール。