渥美 貴浩(あつみ たかひろ)
何日以降が【儲け】になるのか?
From:渥美 貴浩(株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング)
会社を運営していく際に大切なポイントはたくさんありますが、私が特に意識しているのが、毎月の固定費が毎月どのタイミング(日数)で回収出来ているか。
そこが分かると、その日以降が楽しくなります。
会社の費用は「変動費」と「固定費」に分けることができますが、固定費が回収できて会社経営は初めて「黒字」ということになります。
つまり、固定費を回収できるタイミングが早ければ早いほど、経営は安定することになります。
固定費が回収されるタイミング(日数)は、
・固定費の額
・変動費率
・1日の医業収入
の3つの数字で算出できます。
固定費÷(1ー変動費率)÷1日の医業収入=固定費が回収されるタイミング(日数)
飲食業界ではよくこの計算式を用いています。
もちろん、税金の支払いなど他にも考慮しないといけない要素もありますが、この数値を定期的にチェックしてみると、会社の財務体質の変化がよく分かります。
無駄にお金の不安を感じながら日々の歯科医院経営をするのは大きなストレスになります。
安心して日々過ごすためにも、簡単な指標でも良いので基準となる数値は把握しておきたいですよね。
PROFILE
渥美 貴浩(あつみ たかひろ)
株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング
代表取締役社長
医業収入2億円以上の歯科医院向けにマーケティングとマネジメントをアウトソーシングする「株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング」を経営。
令和5年11月 現在。
クライアントの平均医業収入は3億2千8百万円。
1歯科医院での1ヶ月の新患数300名オーバーの実績を持つ。
また、1歯科医院での1ヶ月間のインビザライン無料相談176件獲得、全クライアント合計での1ヶ月間のインビザライン無料相談1,100件以上獲得など、自由診療マーケティングでも数多くの結果を出してきた。
スタッフ80名、医業収入9億円規模の大型歯科医院の元事務長。