マインドセット

From:渥美貴浩(株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング)

日本における興味深い調査結果をご存知でしょうか。

一般的な20代から30代の方々が1ヶ月に読む本の平均が約0.26冊であるのに対し、30代で年収3,000万円を超える方々は、実にその38倍にあたる月平均9.88冊もの本を読破しているとされています。

さらに、アメリカでの調査でも、ビル・ゲイツ氏やウォーレン・バフェット氏といった世界的な富豪を含む富裕層が1日30分以上の読書を習慣としている一方で、年収300万円前後の層では、同時間読書をする人はわずか2%に留まるというデータが示されています。

なぜ、これほどまでに読書量や読書時間の差が、個人の収入に大きな隔たりを生み出すのでしょうか?

その理由は明確です。

高収入を得ている方々は、膨大な量の読書を通じて、偉人やビジネスで成功を収めた先人たちが数十年にわたり培ってきた成功事例やノウハウ、さらには貴重な失敗事例から、本質を見抜く「先見性」と、的確な意思決定を下す「決断力」を磨き続けているからです。

読書は「成功への羅針盤」

極論すれば、読書はビジネスにおける「羅針盤」のようなものです。 

例えば、これから歯科医院の独立開業を控えている、あるいは新たな事業展開を検討されているとします。

その際に、読書という名の「羅針盤」を参照してから実行に移すのと、何も情報がないゼロの状態から、全てを自己流で考え、実行していくのとでは、ビジネスの成功確率や、成功に至るまでの時間、そして費やす労力に雲泥の差が生まれることは想像に難くありません。

実際に、短期間でビジネスを大成功させ、莫大な資産を築き上げた起業家たちの多くは、共通して読書の重要性について言及しています。

歯科業界においても、経営の多角化や診療サービスの質の向上など、常に変化への対応が求められます。

このような時代だからこそ、先人の知恵や成功法則を体系的に学ぶ読書は、皆様の歯科医院経営を次のステージへと導く上で不可欠な要素となるでしょう。

貴院のさらなる発展のために、読書の時間を戦略的に確保されてみてはいかがでしょうか?


渥美 貴浩(あつみ たかひろ)

株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング
代表取締役社長

医業収入2億円以上の歯科医院向けにマーケティングとマネジメントをアウトソーシングする「株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング」を経営。

令和5年11月 現在。
クライアントの平均医業収入は3億2千8百万円。

1歯科医院での1ヶ月の新患数300名オーバーの実績を持つ。

また、1歯科医院での1ヶ月間のインビザライン無料相談176件獲得、全クライアント合計での1ヶ月間のインビザライン無料相談1,100件以上獲得など、自由診療マーケティングでも数多くの結果を出してきた。

スタッフ80名、医業収入9億円規模の大型歯科医院の元事務長。

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