マインドセット


From:川上 裕也(株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング)

2012年、フランスで行われる自転車レース「ツール・ド・フランス」でイギリス人として初めて総合優勝したチーム・スカイ(現チーム・イネオス)。76年間1度も優勝したことがなかったチームを優勝に導いたデビット・ブレイルスフォードが実践して有名になったのが「マージナルゲイン思考」。わずかな改善を積み重ねることでパフォーマンスを劇的に向上させることができるという考えです。

ブレイルスフォードはチームのジェネラルマネージャーに就任した際に「5年で優勝を目指す」と発言し周囲から失笑を買います。当時のこの発言は、例えると、いきなり「サッカー日本代表を次のW杯で優勝させます」と言ったのと同じくらいあり得ないことだったのです。自国の自転車メーカーさえも「イメージダウンになるから」とサポートしてくれないほどの弱さでした。

しかし、ここからブレイルスフォードは「すべてのことについて1%の改善に取り組む」と、競技に関わるありとあらゆる要素を細分化し、改善していきます。

・選手の体調管理を徹底するには?
→ 感染予防のため手の洗い方統一。握手もしない
・ホコリも空気抵抗になるのでは?
→ ホコリがつかないウェアの開発
・遠征先のホテルのベッド、枕が毎回違うと選手のパフォーマンスに影響するのでは?
→ 最高級枕とマットレスを遠征先に常に持参
・水とエナジードリンクのボトル、走行中に選手が迷うだけでもロスになる?
→ボトルの色決め、設置場所統一
・自転車のサドルの位置、メカニックマンごとにやると微妙に差が出たりするかも?
→高さを測る専用器具を作る。測り方も統一
などなど。
わずかでもパフォーマンスの向上につながることを見つけ、無数に改善を実行した結果、チームは目標より早い3年後に優勝を達成したのです。

「大きいな変化 = 小さな変化の積み重ね」です。
例え小さくて目に見えないような変化であっても。
仕事や勉強、ダイエットでもいきなり成果は出ません。
目標に向かってのアクションを小さくブレイクダウンして毎日積み重ねていくことが成功につながります。
今日1日、何かひとつでも改善したか?何か新しいことをしたか?
1日1新。自問自答を繰り返すことを習慣にしたいですね。


川上 裕也(かわかみ ゆうや)

株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング
コンサルティング部門 医業収入アップコンサルタント

北九州市立大学卒業後、4つの会計事務所で約20年間、経営者の良きパートナーとして200件以上のクライアントを担当。

3件目の会計事務所で、弊社代表である渥美がGMを務める大型歯科医院の担当者となる。

当初、医業収入2億円規模だった歯科医院を、担当していた3年間で5億円以上に成長させる過程に携わった。

今までに関わった歯科医院からは、マーケティングとマネジメントを駆使して「院長個人とクリニックにお金が残るようになった!」「自信を持って経営判断を下せるようになった!」「業績が一気に回復した!」・・・などの絶大な信頼を獲得。

全国のクリニックから寄せられる経営相談に応え、東奔西走している。

趣味は、バスケットボール。

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