マインドセット

From:氏家 楓(株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング)

先日、録画したまま見ていなかった番組を見ていた時のこと。思いのほか、久々に見たドラマが面白くて、思わずハハッと大笑い。
日々の仕事に疲れて、雑然とした部屋を片付けて、「ああ家事もしなきゃ・・・」と暗い気持ちになって

そこで、ふと、思ったのは
「あれ?最近、こんな風に大笑いしたのっていつだっけ?」

大笑いした後って、なぜか涙も出るし、気持ちもすっきりして前向きになれるし、いいことばかりなんですよね。ですが仕事・家事・育児など、日々「やらなければならないこと」に追われていると、なかなかそんなタイミングもありません。どちらかというと、眉間にしわが寄っていたり、への字口になったりすることの方が多いかも・・・。いえ、私、全く笑いがない生活というわけではないのですが。笑

でも、声を上げてお腹がよじれそうになるくらい笑うことって、大人になるにつれて少なくなっていませんか?そして笑うことが少ない時ほど、色々とうまくいかなかったりします。仕事でミスが続くとか、体調を崩すとか。

実は、「笑うこと」が心身ともに良いということは医学的に実証されつつあり、さまざまな論文も書かれているんです。最近では、病気の予防や治療においても注目を浴びています。

では、「笑う」と、体の中で何が起きているんでしょうか?

まず、人間の身体の中には、がん細胞や体内に侵入するウイルスなどを退治してくれているナチュラルキラー(NK)細胞があり、その働きが活発だとがんや感染症にかかりにくくなるそうです。
(若くて健康な人の体の中にも、1日3000~5000個のがん細胞が発生しているらしい!)


そして私たちが「笑う」と、情報伝達物質の神経ペプチドが活発に生産され、血液やリンパ液にのって体中を巡り、NK細胞の表面に付着・細胞を活性化させるそうです。その結果、がん細胞やウイルスなどの病気のもとを次々と攻撃するので、免疫力が高まるというわけです。
逆に、悲しみ・怒りなどのストレスの負の情報を受け取ると、NK細胞の働きは鈍くなり免疫力も低下してしまうそうで・・・。

「病は気から」というように、私自身もイライラやため息、気が滅入ってしまうことが続くと、頭痛やめまい、疲労感を感じやすくなります。私の感覚も、あながち間違っていないようです。笑

ただ、免疫力が強すぎると、体に悪い影響のある物質だけでなく自分自身の体まで攻撃し、リウマチなどの自己免疫疾患を引き起こすこともあります。ある実験では、「笑い」によって免疫システム全体のバランスを整える効果があることも分かりました。つまりお腹がよじれるほど大笑いすることで、がんやウイルスに対する抵抗力が高まり、同時に免疫異常の改善にも繋がるということのようです。

その他にも笑いのメリットは、様々あります。
脳の働きが活性化し、記憶力がアップ、脳がリラックスする。血行促進。自律神経のバランスが整う。.顔・体・内臓の体操になる。幸福感と鎮痛作用。などなど。

もちろん、笑うだけで健康でいられるというわけではありません。週3日以上30分程度のウォーキングのような適度な運動も必要ですし、自分自身が自分の好きなことを見つけて熱中するのも良いそうです。思いっきり楽しむ、心を解放する時間を作ることも、大切なことなんですね。

そんな時間は、作れない!という時は、作り笑顔でもOK。
「デュシェンヌ・スマイル」と呼ばれる「口角(唇の両サイド)を上げる」「目尻にシワを作る」の2条件を満たした笑顔を作ると、それだけで脳が前向きな状態に変化し、モチベーションアップにつながるということが判明したんです。
また、この笑顔にはうつ病予防の効果も見つかっています。そのため、米国ではメンタル面の健康を守る心理トレーニングにも応用されているのだとか。
(ただ、この条件を満たさない笑顔には、こうした特別な効果は得られないとのこと。)

いつも、イライラして眉間にしわが寄っている人をみると、自分も気分が鬱々してきませんか?
私は、ある1年間ほとんど毎日イライラしていて神経を尖らせていました。主人ともケンカが絶えず、離婚も考えるほどで・・・主人は当時「家に帰るのが辛くて、帰りたくなかった」そうです。

笑いの効果、もっと早く調べておけばよかった・・・!涙

自分が笑顔でいることは、あなたの心身の健康に良いだけでなく、周りの人とのコミュニケーションを円滑にするためにも非常に重要です。

最近、あなたは声を出して大笑いしたのはいつですか?
自分だけでなく、家族やスタッフを笑顔にしようと、心がけていますか?
自分がどんな時に笑顔になれるのか、楽しめるのか、知っていますか?

ぜひ、日々、誰かを笑わせたり、自分が大笑いできるものを求めたりして、アンテナを張ってみてください。

明日の朝、起きて鏡や窓ガラスに映った自分を見たら
まずは「デュシェンヌ・スマイル」を!


氏家 楓(うじいえ かえで)

株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング
マーケティング部門 セールスライター

首都大学東京(旧:東京都立大学) 卒業後、大手マーケティング会社にて10年間セールスライターとして活躍。

自らがライティングしたセールスレターが社内における売上レコード(3日間のキャンペーンで2,600万円)を達成した実績を持つ。

当時勤めていたマーケティング会社のセールスライター育成講座の講師をしていた際に、受講生だった渥美社長と知り合う。

セミナーの休憩中にもオンラインセミナーを受講する渥美社長のストイックな姿勢に尊敬の念を抱き、懇親会で意気投合。

渥美社長が独立すると同時に、株式会社 歯科専門 集患アウトソーシングに入社。

トップページのライティングをしたクライアントの新患増加率は平均で 163%(月間最多新患数 344名) 。
また、矯正無料相談では1ヶ月間で 176名 の来院を達成した。

その実績から、
「歯科業界最高のセールスライター」
との呼び声が高い。

趣味は、海釣りとプロレス観戦。

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