マインドセット

From:氏家 楓(株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング)

入社をする際の決め手は、仕事の内容やお給料、待遇なども重要なポイントですが、
一番の決め手は「人」ではないでしょうか。

先輩スタッフ・院長が魅力的で憧れる存在であると、スタッフの動きやモチベーションも変わってきます。つまり、新人スタッフのマネジメントのしやすさに繋がってくるわけです。
「類は友を呼ぶ」とは、うまくいったもので、魅力的な人の周りには同じビジョンをもった人が不思議と集まってきます。

そうはいっても、「私は、スタッフから絶大な信頼を寄せられ、憧れの上司として尊敬され、愛されています!」と言いきれる方は多くないのでは・・・。

外見はお金をかけたり少し工夫したりすることで、すぐに印象を変えることができます。
しかし、内面の本質的な部分を磨くには、一朝一夕のことでは難しいのです。

人としての魅力は様々な要素から生まれます。その一つが「振り幅」。

・院長なのに、腰が低い
・普段は優しくてニコニコしているのに、怒るとものすごく怖い
・聞き上手であまり話さない人が、ズバッと的確な正論を言う
・忙しいのに、周りの人のことを良く見ていて褒めてくれる
・厳しい物言いだけど、フォローをしてサポートしてくれる

このように両極端な部分に、人は魅力を感じやすいそうです。

最近友人から、「子供にとって勉強をすることも大切だけど、たくさん遊ぶことの方が重要」という話を聞いたのですが、これは私たち大人にも当てはまることだなぁと思います。

例えば子供たちは、遊びの中で言葉のコミュニケーションや、思いやり、責任、相手への良い悪い接し方などを学ぶことで「社会性」を身に付けていきます。友達とおもちゃの取り合い・喧嘩・仲直り・上下関係などがから「考える力」を身に付けます。何かに夢中になって、目をキラキラさせて「やりたい!」という意欲が「脳の潜在能力」を引き出します。子供たちは遊びの中から、多くを学んでいくのですね。

「社会性」「考える力」「自分がなにをやりたいか」を、子供の頃から当たり前のように身に付けていった人と、大人になってから重要性に気付いて努力する人では、大変さはかなり違ってきます。

大人になってからだと、悩んで、本やセミナーで勉強して、実践して、試行錯誤を繰り返して、身に付けるか挫折してまた振り出しに戻る・・・というように、頭でっかちになってしまいやすいです。

しかし、知識だけでは補えないこともあります。
そこで、大人になってからも「遊び」の中で学んで経験を積むことは、あなたの人生にとって大きな財産になっていくでしょう。

誰かと会ってお茶をする、電話をする、これだけでも「遊び」になります。
行きたかった所へ一人旅をする、仲のいい友達と集まってバーベキューをする。
なんでもいいのです。ちょっとした息抜きは、脳のリフレッシュになります。

だからこそ、仕事だけでなく「遊ぶ」ということも大切なことなんです。
(もちろん、仕事を放り出して遊べというわけではありません。責任の上に成り立つ自由です。)


あえて今日は仕事のことから離れて、プライベートをおもいっきり満喫する!という日を作ってみてはいかがでしょうか。簡単に始めやすいのは、少し遠出したり、旅行に行ったり、普段訪れない場所へでかけることです。

オススメは、何かやるべき・やりたい体験を決めて、それを中心にスケジュールを組み立てます。
ガイドを付けてゆっくりと美術館を見て回り歴史の勉強をする、モノづくりの体験をする、クルーズ船に乗って旅行する、旅先の地元の人とお酒を飲みながら世間話をする、その土地の食べ物をオススメの食べ方で食べる・・・
目で見て、体験して、五感を使って、記憶に残ることがポイントです。

そしてできれば、人がしない体験をすること。今まで体験したことがないものを経験すること。
漁船に乗ってマグロを釣りに行ってみたり、日本で二番目に高い北岳に登ってみたり、忍者体験をしたり・・・考えるだけでもワクワクしてきますね!(かなり個人的な主観が多いですが笑)

もちろん、遊びまくればすぐに魅力が高まって仕事もすべてうまくいく分けではありません。
ですが、人がしないこと・自分が経験したことがないことを積み重ねることで、新しい価値観をもつこともでき「おもしろいひと」と認知してもらえます。また、話に幅も出てきます。

こうして人としての振り幅や、魅力は磨かれていくのです。

3年後か、5年後か、10年後か、はわかりません。
ですが、早く始めればそれだけ早く効果は出始めます。


行動は早い方が、吉!


氏家 楓(うじいえ かえで)

株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング
マーケティング部門 セールスライター

首都大学東京(旧:東京都立大学) 卒業後、大手マーケティング会社にて10年間セールスライターとして活躍。

自らがライティングしたセールスレターが社内における売上レコード(3日間のキャンペーンで2,600万円)を達成した実績を持つ。

当時勤めていたマーケティング会社のセールスライター育成講座の講師をしていた際に、受講生だった渥美社長と知り合う。

セミナーの休憩中にもオンラインセミナーを受講する渥美社長のストイックな姿勢に尊敬の念を抱き、懇親会で意気投合。

渥美社長が独立すると同時に、株式会社 歯科専門 集患アウトソーシングに入社。

トップページのライティングをしたクライアントの新患増加率は平均で 163%(月間最多新患数 344名) 。
また、矯正無料相談では1ヶ月間で 176名 の来院を達成した。

その実績から、
「歯科業界最高のセールスライター」
との呼び声が高い。

趣味は、海釣りとプロレス観戦。

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