氏家 楓(うじいえ かえで)
あなたは進化する一歩手前かもしれない
From:氏家 楓(株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング)
近所の猫の親子がのんびり日向ぼっこをして、ゆっくりと散歩する姿を見つけて、
「幸せそうだなぁ・・・。悩みもないだろうし、気楽でいいなぁ・・。」
なんて思いで眺めていた、先日。
あなたもそんな風に、近所の犬やノラ猫をみて思ったことはありませんか?
落ち込んだり、気分が沈んだりしているときは、特に感じるのでは。
お腹が空いたら食べたいものを食べて、嫌なことがあれば避けてとおり、
眠たくなったら気持ちの良いところで寝る。勉強することも、仕事もしなくていい。
着の身着のまま、のーんびり。
5年後、10年後、先のことなんて気にしない。
今を、楽しく、自由に生きる。
・・・なんて、仕事に追われている人からすると、現実逃避してしまいそうなくらい、動物たちは気ままに見えますよね。笑 (彼らの世界にも、いろいろあるのかもしれませんが)
人間以外の動物は、起きたことに対して反射的に対応することが多いそうです。
しかし人間は、目の前で起きてもいないことに苦痛や不安を感じたり、やりたくもないことをやったりすることだってあります。だから余計に、彼らが気楽にいるように見えるのです。
このままじゃ家族を養っていけないからお金のために働く、
上司に言われたから資格の勉強をしなければいけない、
役職を任された責任からプライベートのことは二の次にする、
希望の仕事ができずモヤモヤした気持ちでいる・・・。
仕事をしていると、様々な苦悩と向かい合うことがあります。
ある本には、このような「苦悩を受け入れたことで、人間は進化してきた」と書かれていました。
苦悩をする、というのは≪今の状態に不満がある状態≫ということです。だから、現状の改善に向けて、行動するモチベーションが高まるんです。
一方で、苦悩がない、いわゆる“悟り”というのは≪精神的に安定した状態≫。しかし、言い換えると、現状に満足しているため、行動するモチベーションは低く、成長できない、ということ。そして、人間はこの苦悩という精神的に苦しいものを受け入れたことで、種族として進化する力が高まった・・・と。
なるほど!
苦悩を感じている、いわゆる“壁にぶち当たった”状態のときが、一番成長につながる。
これは、私の経験上でも、納得する部分でした。
入社2年目のころ、新しいチームで、新しい仕事を覚えながら、複数の勉強会に参加をしていました。大量のレポートや課題、業務の問題点の相談、解決策に頭を悩ませる日々。
新しい仕事を一手に任され、準備不足でクライアントの意見の汲み取りが上手くいかずお叱りの言葉を受けることもありました。一人で仕事を抱え込み過ぎて残業続き、キャパオーバーなのに自分では分かっていなくてケアレスミスの連続もありました。
やりたいことにうまく時間を使えず、当時は一日が36時間、いや48時間、いや72時間あればいいのに!!と何度思ったことでしょう。笑 (今でもたまに思いますが)
上司に怒られ、クライアントにも怒られ、チームのメンバーにも迷惑をかけ・・・私ってなんでこんなに上手くいかないんだろう、なんてダメなんだろうと落ち込んだことは数え切れません。
しかし、仕事が休みの日も自己啓発の本を読み漁ったり、勉強会に参加してモチベーションをあげたり、先輩や仲間に相談してアドバイスをもらったり、オフの日は割り切って休みを満喫したり・・・とにかく発想の転換・解決策のヒントを探して行動あるのみ、と必死でした。
精神的にしんどい状態を「なんとかしよう!!」としていたからこそ、なけなしのお金を使ってでも遠くのセミナーに行ったり、経験者や専門家に相談したり、仕事のために時間もお金も費やして行動し続けることができたのでしょう。
実際にその年の年末には、会社で賞をいただき昇給、勉強会では表彰をうけるなど、結果が出せた年に。そんな日々があったからこそ、知識や経験、新たな視点が得られ、自分の自信にもつながったのだと、今では実感しています。
「自分を高めるには、自分を高めてくれる場所に身を置くこと」というのも、私は大事だなと思っています。自分より成果を出している人がいる環境の中で、自分のモチベーションも行動力も上げる。他力本願かもしれませんが、重い腰を上げて動き出しやすくなる方法にも思えます。
例えば、百聞は一見に如かず、他の歯科医院の見学をしてみる、というのも一つの方法なのでは。現状に満足していても、より改善できるところを見つけるチャンスになるかもしれません。
現状に満足するのか?それとも、成長をするために苦悩を受け入れるのか?
選ぶのは自分次第。
あなたなら、どちらを選びますか?
PROFILE
氏家 楓(うじいえ かえで)
株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング
マーケティング部門 セールスライター
首都大学東京(旧:東京都立大学) 卒業後、大手マーケティング会社にて10年間セールスライターとして活躍。
自らがライティングしたセールスレターが社内における売上レコード(3日間のキャンペーンで2,600万円)を達成した実績を持つ。
当時勤めていたマーケティング会社のセールスライター育成講座の講師をしていた際に、受講生だった渥美社長と知り合う。
セミナーの休憩中にもオンラインセミナーを受講する渥美社長のストイックな姿勢に尊敬の念を抱き、懇親会で意気投合。
渥美社長が独立すると同時に、株式会社 歯科専門 集患アウトソーシングに入社。
トップページのライティングをしたクライアントの新患増加率は平均で 163%(月間最多新患数 344名) 。
また、矯正無料相談では1ヶ月間で 176名 の来院を達成した。
その実績から、
「歯科業界最高のセールスライター」
との呼び声が高い。
趣味は、海釣りとプロレス観戦。