マインドセット

From:渥美貴浩(株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング)

昨日、サッカー元日本代表 長谷部誠選手のプレイを久しぶりに観ました。

彼を観ていると、彼のインタビューを思い出します。

「ドイツ人のフィジカルは半端ないですよ。だからフィジカル勝負をしても勝てないかもしれない。でも、一番大事なのは負けないことなんですよね」

これを聞いた時、かなりシビれました。

最近、セミナーなどで、

「自分の長所や強みを活かすような仕事を選びなさい」

という話を、以前にも増してよく聞きます。

「強み」は、元々好きな事、得意な事である場合が多いので、更なる強みになる可能性は高い。

しかも、やっていて楽しい。

それはそれで良いことだと思います。

でも、それだけだと「弱み」は置き去りのまま。

これが会社経営の話となると、会社の「強み」だけを活かすのはかなり危険ですよね。

自社の弱みを突いてくるような競合が現れたら、きっと大敗してしまいます。

中小零細企業の場合、「経営者の弱み」は「会社の弱み」であるケースが多い。

経営者の場合、自分の強みをしっかり認識している人は多いけど、弱みを放置している人も同じくらい存在します。

だからと言って弱みを自ら克服する必要はなくて、誰かの強みで補えば良いと私は考えます。

自分の苦手な事はみんなが嫌いだと思っている人が意外と多いのですが、そんなことはないです。

自らの弱みを誰かの強みで補えば、大敗する可能性はグッと減る。

一生勝ち続けるのは至難の業です。

だからこそ、失敗してもすぐに立ち直れるように大きく負けないことが大事だと、長谷部選手のインタビューを聞いてふと思いました。

あなたは、誰に、何を補ってもらいますか?


渥美 貴浩(あつみ たかひろ)

株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング
代表取締役社長

医業収入2億円以上の歯科医院向けにマーケティングとマネジメントをアウトソーシングする「株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング」を経営。

令和5年11月 現在。
クライアントの平均医業収入は3億2千8百万円。

1歯科医院での1ヶ月の新患数300名オーバーの実績を持つ。

また、1歯科医院での1ヶ月間のインビザライン無料相談176件獲得、全クライアント合計での1ヶ月間のインビザライン無料相談1,100件以上獲得など、自由診療マーケティングでも数多くの結果を出してきた。

スタッフ80名、医業収入9億円規模の大型歯科医院の元事務長。

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