マーケティング

From:氏家 楓(株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング)

自分の思いを文章にするだけでは、読者の心にはなかなか伝わりません。
これは、内容を頭で理解できても、「納得」「共感」していないからです。

文章を書いた後、読み返した時に今ひとつ上手くいかない・・・という時は、
「読者との対話」をイメージしながら修正してみてはいかがでしょうか。

読者との対話?一問一答みたいなもの?なかなかイメージしにくいと思うので、イケダハヤト著「武器としての書く技術」の一部を抜粋して、例えをご紹介します。

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A 文章を書くだけで人生は変わります。なぜなら、文章を通じて、あなたという存在をアピールすることで世の中があなたを認識するからです。文章を通じて存在を知られる事で仕事が舞い込んできたり、欲しいと思う情報が集まってきたりします。自分という存在を文章によってアピールしましょう。すると人生は180度変わるでしょう。


B 文章を書くだけで人生は変わります。「は?そんなわけないだろ。文章なんか書いたって人生変わんねーよ」、そうお思いかもしれません。ですが、これはマジです。文章を通じて、あなたという存在をアピールするのです。すると、世の中があなたを認識します。「こういうことを考えている、こういう人間がいるんだな」ということが多くの人に知れ渡ります。すると、どうなるでしょうか?文章を通じて存在をしられることで、仕事が舞い込んできます。また、欲しいと思う情報が集まっても来るのです。「そんな虫のいい話があるか」と思われるかもしれません。あるんです。ぼくが証明します。僕はブログを書いたことで人生がいい方向に転がっていきました。自分という存在を文章によってアピールしましょう。すると人生は180度かわるでしょう。

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二つの文章を読んでみて、あなたはどう感じましたか?

A・Bの違い、それは「読者との対話」があるかということです。

Aの文章は、内容は理解できますが、なんとなく一方的に語られているように感じます。
もちろん、こちらの思いを正確に伝えたい場面(医院のメリット・特徴といったアピールポイントを伝えるなど)では有効な書き方です。

反対にBの文章では、読者が読んでいて疑問や不信感につながる発言の後には「疑っていますよね?」という問いを投げかけています。そうすることで、読者は「この書き手は気持ちを分かっているな」と、話に納得・共感しやすくなるというわけです。
こちらは、読者に行動を起こしてほしい時(求人募集・ブログなど)に有効ですね。


読者の疑問や不信感を、できるだけ先回りして、一つ一つ解消していくこと。

会話でも文章でも、一方的にこちらの思いを押し付けるだけでなく、「相手の気持ちを推し量って伝えること」を大切にしたいですね。


氏家 楓(うじいえ かえで)

株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング
マーケティング部門 セールスライター

首都大学東京(旧:東京都立大学) 卒業後、大手マーケティング会社にて10年間セールスライターとして活躍。

自らがライティングしたセールスレターが社内における売上レコード(3日間のキャンペーンで2,600万円)を達成した実績を持つ。

当時勤めていたマーケティング会社のセールスライター育成講座の講師をしていた際に、受講生だった渥美社長と知り合う。

セミナーの休憩中にもオンラインセミナーを受講する渥美社長のストイックな姿勢に尊敬の念を抱き、懇親会で意気投合。

渥美社長が独立すると同時に、株式会社 歯科専門 集患アウトソーシングに入社。

トップページのライティングをしたクライアントの新患増加率は平均で 163%(月間最多新患数 344名) 。
また、矯正無料相談では1ヶ月間で 176名 の来院を達成した。

その実績から、
「歯科業界最高のセールスライター」
との呼び声が高い。

趣味は、海釣りとプロレス観戦。

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