マーケティング

From:氏家 楓(株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング)

「読むのが面倒」という方は、あなたが思っている以上に多いです。
仕事に趣味に家庭にと、やるべき事が山ほどで「ゆっくり読む時間もない」ということもあるでしょう。細かな字がびっしり…文章も長い…では、多くの方は読むのを躊躇ってしまいます。

では、あなたが頭を悩ませながら書いた文章に「なんとなく」でもいいので目を通してもらうには、どうしたら良いのでしょうか?

前提として忘れないでいただきたいのは、顧客(患者様)は商品やサービス自体を買うのではなく、その結果得られる「変化」にお金を払っています。要するに「買った後の自分の姿」に投資をしているのです。

「私にとって何がいいの?どんな役に立つの?」という具体的なメリットが、「なんとなく」でも伝われば、しっかりと文章を読み返してくれます。

例えば、パソコンを購入する場合で考えてみましょう。
「内臓ストレージ」や「CPU」などの性能よりも、「どんな事ができるのか」「どんな人におすすめなのか」が具体的に書いてある方が分かりやすく、購入後のイメージを描きやすいですよね。
歯科でいうと、クリーニングをする際に使う「器具」や「手順」の説明だけでなく、「お口の中が改善されることで、何が良くなるのか」「患者様にどんなメリットがあるのか」が伝われば、患者様自身が得られる結果をイメージしやすい、という訳です。

まずは、なんとなくの流し読みでも、伝えたい事が分かるように「視覚的」な部分を工夫してみましょう。

・赤文字にする、マーカーを引く、太字にするなどキーワードを目立たせる
・内容が一目で分かる、写真や図、イラストを入れる

読み手に簡単に内容を伝える方法として、文章よりも多くの事を感覚的に語ってくれる「写真やイラスト・映像」を入れることも大切です。これは、治療説明やカウンセリングの際にも効果的です。

また、文字だけで説明する場合でも、「悩みや問題から解放された未来の自分」「理想的な生活を送れている状態」をより明確にイメージしてもらえるように、頭の中で映像化しやすい表現をするように意識してみて下さい。

少しの工夫で、「私に必要な情報だ」と感じてもらいやすくなりますよ。


氏家 楓(うじいえ かえで)

株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング
マーケティング部門 セールスライター

首都大学東京(旧:東京都立大学) 卒業後、大手マーケティング会社にて10年間セールスライターとして活躍。

自らがライティングしたセールスレターが社内における売上レコード(3日間のキャンペーンで2,600万円)を達成した実績を持つ。

当時勤めていたマーケティング会社のセールスライター育成講座の講師をしていた際に、受講生だった渥美社長と知り合う。

セミナーの休憩中にもオンラインセミナーを受講する渥美社長のストイックな姿勢に尊敬の念を抱き、懇親会で意気投合。

渥美社長が独立すると同時に、株式会社 歯科専門 集患アウトソーシングに入社。

トップページのライティングをしたクライアントの新患増加率は平均で 163%(月間最多新患数 344名) 。
また、矯正無料相談では1ヶ月間で 176名 の来院を達成した。

その実績から、
「歯科業界最高のセールスライター」
との呼び声が高い。

趣味は、海釣りとプロレス観戦。

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