マーケティング

From:氏家 楓(株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング)

皆さんは、セールスライティングをご存知でしょうか。
簡単に言うと「商品やサービスを販売するための文章を書く」というものです。
あなたの歯科医院でイメージすると、医院のHPや患者様にお渡しする資料、待ち時間に見ていただけるような冊子やスライドなどがありますね。

一般にテレビCMや新聞・雑誌などで見かける広告では、簡潔でユーモアがあって記憶に残りやすいことがポイントとなってきますが、これらのコピーには「行動を促す」という要素はありません。
あなたと、コンビに、FamilyMart :お、ねだん以上。ニトリ: 結果にコミットするRIZAP :からだにピース カルピスなど。

歯科医院において、相手に好印象を与え存在を知ってもらうことも大事ですが、まずは患者様に医院へ足を運んでもらう事が最重要です。つまり歯科におけるセールスライティングでは、「相手がすぐに行動するように促す」という事が目的になります。

「そんなことを言ってもライティングの知識は無いし、業者に依頼すると高額だし、文章を考える時間はない!」という声も聞こえてきそうですが…

今回は今すぐにでも行動でき、日々の中で少しアンテナを張って意識するだけで、ライティングのヒントを見つける事ができる方法をお伝えしたいと思います。

まず、新聞やテレビ、ネットでもなんでも構いません。あなたが思わず「話に引き込まれる」「購入してしまった」広告や記事をいくつかストックして、繰り返し読んでみてください。(私はよく「身体に優しい無添加○○」の広告や「期間限定価格!」の商品など気になって読んでしまいます。笑)

繰り返し読むことで、なぜその文章を思わず読んでしまうのかパターンが見えてきます。
どのような文章の構成で、その商品がどう作られてどのように機能し、どのようにあなたに役立つのか、他の物との違いや特性があるのか。言葉や言い回し、文章の作り方を歯科用にアレンジすることで、補綴物や治療における説明でも応用することができます。

他にも、以前からある資料で患者様の反応が良い文章は、HPなどでも載せて新患獲得に繋がる可能性が高くなります。逆に、現在使用している文章で患者様の反応が薄いものは、一度見直しをした方が良いかもしれません。(定期健診のご案内・説明用資料など)

あなたがセールスライティングに特化した才能を持ち合わせている必要は、ありません。

優れた文章の構成やアイデア・フレーズを借りて応用することで、文章を書くことへのハードルはグッと下がります。繰り返すことで、あなたの文章も変化するでしょうし、人に見られ評価されること(スタッフや患者様の反応の良し悪し)によって磨かれていきます。


まず苦手な事であれば、先人の知恵を拝借して効率的に解決しましょう!


注・文章を一字一句全て拝借することは違法行為ですので、お気をつけください。


氏家 楓(うじいえ かえで)

株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング
マーケティング部門 セールスライター

首都大学東京(旧:東京都立大学) 卒業後、大手マーケティング会社にて10年間セールスライターとして活躍。

自らがライティングしたセールスレターが社内における売上レコード(3日間のキャンペーンで2,600万円)を達成した実績を持つ。

当時勤めていたマーケティング会社のセールスライター育成講座の講師をしていた際に、受講生だった渥美社長と知り合う。

セミナーの休憩中にもオンラインセミナーを受講する渥美社長のストイックな姿勢に尊敬の念を抱き、懇親会で意気投合。

渥美社長が独立すると同時に、株式会社 歯科専門 集患アウトソーシングに入社。

トップページのライティングをしたクライアントの新患増加率は平均で 163%(月間最多新患数 344名) 。
また、矯正無料相談では1ヶ月間で 176名 の来院を達成した。

その実績から、
「歯科業界最高のセールスライター」
との呼び声が高い。

趣味は、海釣りとプロレス観戦。

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