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From:渥美 貴浩(株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング)

社内ミーティングで我が社のブレーンの一人が興味深い発言をしました。

「優秀な人は若い頃に死ぬほど努力していた時期がある」

この言葉には深く共感する部分があります。

こういった話が出ると、しばしば次のようなエピソードが持ち出されることがあります。

「徹夜で何日も働いていた」

「土日も出勤して働いていた」

一見すると、これらの話は凄まじい努力の証として語られがちです。

しかし、実際にはこれとは少し異なる話だと思います。

長時間「作業」を続けることと、本当に成果を上げるために働くことは全く別物です。

長時間「作業」を続けることは、単に時間を費やすだけで終わることが多いです。

例えば、徹夜で「作業」を続けても、集中力や効率が低下し、効果が下がることがあります。

疲労が蓄積し、結果としてパフォーマンスが悪化することも少なくありません。

これは、ただ単に時間を浪費しているに過ぎないのです。

一方で、本当に成果を上げるために働くことは、時間の使い方や働き方そのものを見直す必要があります。

優秀な人々が若い頃に経験した「死ぬほどの努力」とは、単に長時間働くことではなく、限られた時間をいかに有効に使うかを追求した結果だと言えます。

これが彼の言っていた、優秀な人々が若い頃に経験した

「死ぬほどの努力」

の本質ではないでしょうか。

結局のところ、単に長時間働くことと、本当に成果を上げるために努力することは全く異なる次元の話なのです。


渥美 貴浩(あつみ たかひろ)

株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング
代表取締役社長

医業収入2億円以上の歯科医院向けにマーケティングとマネジメントをアウトソーシングする「株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング」を経営。

令和5年11月 現在。
クライアントの平均医業収入は3億2千8百万円。

1歯科医院での1ヶ月の新患数300名オーバーの実績を持つ。

また、1歯科医院での1ヶ月間のインビザライン無料相談176件獲得、全クライアント合計での1ヶ月間のインビザライン無料相談1,100件以上獲得など、自由診療マーケティングでも数多くの結果を出してきた。

スタッフ80名、医業収入9億円規模の大型歯科医院の元事務長。

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