マインドセット


From:渥美貴浩(株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング)

世間は大型連休ですね。

私はこのような大型連休中に自分の業務内容について見直すようにしています。

業務内容については、主に2つに分けて考えています。

1つは、売上につながり、評価にもつながりやすい『仕事』

もう1つは、直接は売上につながらない『作業』

です。

もちろん『作業』も大事ですが、『作業』は、やり方さえ分かれば誰でも同じ結果が出るもの。

だから誰かに任すことができます。

『仕事』は、新しい価値を生み出すために自分で考える必要があります。

だからこそ人には委任しないで必ず自分でやります。

なぜなら、それが自分の付加価値になるからです。

この『仕事』と『作業』をしっかりと区別しておかないと後々大変なことになってしまいます。

簡単に言うと、誰にでも代われる業務を延々と幾つになってもやっているということです。

冷静に考えるとゾッとしますよね。

「代わりは幾らでもいる」わけですから。



会社が大きくなってくると、必ず『作業』も増えます。

それでも一日に働ける時間は基本的には変わらないので『作業』に時間が取られると『仕事』の時間が減ります。

そうすると『仕事』の時間が減ってくるので、例えば、私の業務で言うと新患やスタッフを獲得できなくなってきます。

この『作業』の時間の増加が、気づくと人生や経営に影響を及ぼしていることになります。

なので、このことに気付いてからは『作業』は「作業が得意な人、もしくは作業しかできない人」にどんどん任せるようにしてきました。

そして、自分はできるだけ『仕事』のみに集中できる体制を作りました。

このサイクルを続けると、市場にとって付加価値の高い人材になれるのではないでしょうか。

これは経営者でも従業員でも変わりません。

今やっていることは『仕事』なのか『作業』なのか。

一度、この機会に考えてみてください。


渥美 貴浩(あつみ たかひろ)

株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング
代表取締役社長

医業収入2億円以上の歯科医院向けにマーケティングとマネジメントをアウトソーシングする「株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング」を経営。

令和5年11月 現在。
クライアントの平均医業収入は3億2千8百万円。

1歯科医院での1ヶ月の新患数300名オーバーの実績を持つ。

また、1歯科医院での1ヶ月間のインビザライン無料相談176件獲得、全クライアント合計での1ヶ月間のインビザライン無料相談1,100件以上獲得など、自由診療マーケティングでも数多くの結果を出してきた。

スタッフ80名、医業収入9億円規模の大型歯科医院の元事務長。

この執筆者の記事