マネジメント

From:渥美貴浩(株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング)

アメリカの自動車メーカー、フォードの創業者のヘンリー・フォード1世は、経営幹部抜きに自分の指示命令だけで事業を運営していました。

結果、優秀な人材は去り、残った人材は他社では登用されないような人たちばかりだったそうです。

ワンマン経営では、社長の成長以上に組織は成長しません。

その課題を解決するためにも、ある一定の規模の組織になったら経営チームが必要になります。

経営チームとは、フォード1世時代のフォードのように経営者の言うままに動く助手としての幹部ではなく、経営に関わる各分野に対して責任と決定権を持つ人材の集まりです。

それぞれの分野における最終決定権を与え、経営者も含め他のメンバーはその決定に関して意義を唱えることはできません。

そうしていかないと部下たちは、

「自分の上司が何と言おうが社長に聞かないと決定ができない」

と判断してしまい、幹部スタッフは部下たちからの信用を失い、率いることができなくなってしまいます。

経営者として勇気のいる権限の委任ですが、そうすることで幹部スタッフには責任が生まれ、幹部スタッフも経営チームも成長します。

1部門の責任者であったステージから経営チームのステージに変わると、幹部スタッフの目線も考え方も変わります。

幹部スタッフたちの成長を楽しみましょう。


渥美 貴浩(あつみ たかひろ)

株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング
代表取締役社長

医業収入2億円以上の歯科医院向けにマーケティングとマネジメントをアウトソーシングする「株式会社 歯科専門 集患アウトソーシング」を経営。

令和5年11月 現在。
クライアントの平均医業収入は3億2千8百万円。

1歯科医院での1ヶ月の新患数300名オーバーの実績を持つ。

また、1歯科医院での1ヶ月間のインビザライン無料相談176件獲得、全クライアント合計での1ヶ月間のインビザライン無料相談1,100件以上獲得など、自由診療マーケティングでも数多くの結果を出してきた。

スタッフ80名、医業収入9億円規模の大型歯科医院の元事務長。

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